
ヒアリング対象:荷主/製造業(加古川市)
ヒアリング時期:平成8年12月
1. 事業概要
トウモロコシ、牧草、綿実等をアメリカ、カナダ、オーストラリアから輸入し、飼料を製造し国内に販売・供給している。原材料は 100%輸入している。
牧草、綿実はコンテナ貨物であり、年間約9千t取り扱っている。コンテナ貨物の物流ルートは次のとおりである。なお、重量は25t/40ft、15t/20ftである。
神戸港→ 4,200t 陸上ドレージ(3万円/20ft)→ 姫路工場
神戸港→ 4,560t 陸上ドレージ(3万円/20ft)→ 姫路港 → 農家
2. 姫路港利用の見通し等
コンテナ貨物については、本船が姫路港にトランシップするのであれば、陸上ドレージが軽減できるので姫路港を利用することになる。なお、空バン返却、洗浄、ハンドリングチャージは船賃外であり荷主が負担している。
東播磨港はサイロがないので利用できない。
また、震災時から1年間、従来、神戸港で全量取り扱っていた43,000tトウモロコシのうち、30,000tを姫路港で荷揚げした。姫路港に本船が入港しないため水島港よりはしけ回漕した。はしけ回漕によって、神戸港経由よりコスト高となった。
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